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行頭マーク 秋冷・・季節の移ろいの中で思うこと・・・忘れられないあれこれ

2020年11月  原 良子

真夏日を思わせる日が続いたあと、急に秋冷がやってきました。

東日本、熊本、どうやって、復興に立ち向かって居られるのかと、気がかりなばかりな昨日今日ですが、 新聞で、小さな投稿を見つけました。

それは「褒章選出・尾畠さんに拍手」と言うタイトルでした。
社会奉仕活動に長く従事した人への「緑綬褒章」にスーパーボランティアとして知られる尾畠春夫さんが選出されたと言うことで、コロナ禍の中、明るい ニュースをうれしく思いました。
被災地に駆けつけ復興に尽力する姿をテレビで見たり、山中で行方不明になった男児を見つけてうれし涙を流す姿は印象に残っています。
高齢となった今もボランテア活動を続けられていることに頭がさがり、尾畠さんの活躍に心から、大きな拍手を送りたいです。

今、私に出来る事は、そんなに多くあ りません。
でも、身近なところで、どんな小さなことでも、優しく心を尽くして生きたいと日々心がけて過ごしています・・

大空を真っ赤に染めて飛び交う赤とんぼ「アキアカネ」の大群。おにやんま、黒イトトンボ、キリギリスやこおろぎの歌、幼い日 に見た季節のうつろいを子ども達に見せてあげたり触らせてあげたい。

これらの生き 物がいなくなってしまう環境の変化、地球温暖化、水質汚染、大気汚染など等は、人間にとっても生きづらさ、息苦しさ、ゆとりのなさなどにも繋がって心配になりま す。
世界的にも人によって緑が失われ問題になっています。
失われた緑を取り戻すの に何十年もかかるといわれています。

緑豊かな園庭にはアゲハチョウ、てんとう虫が来て虫取りもしました。
木陰で遊び、みんなで食べた柿や葡萄の味と一緒にお友達との忘れえない保育園の思い出になったら嬉しいです。



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