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行頭マーク 地球温暖化へのグレタさん16歳の憂慮と行動

2019年11月  原 良子

秋晴れの陽射しは、子ども達にとって最高の園外活動日
でも台風19号により市民ミュージアムは雨水が地下に浸水。1988年の会館以来博物館、美術館の複合施設として市に縁のある画家の作品、美術品漫画資料26万点の文化財やフィルムなどが水没損傷、72億円もの損害だと言う。
子ども達は、「早くとどろきの森に行きたいね」と楽しみにその日を待っていたが、やっと22日金曜日にでかける予定。

災害はこれからも続くと予想されている。それは「地球温暖化」によるものと言われていて、今年9月23日に、米・ニューヨークで開催された「気候行動サミット」でのグレタ・トウーンべリさん16歳のスピーチは、極めて峻烈。
中学を卒業したばかりの「環境活動家」の言葉である「私たちは絶滅に差し掛かっているのにあなたたちが話すのは金のことと、永遠の経済成長という御伽噺だけ、なんということだ」「あなたたちには失望した。しかし若者たちはあなたたちの裏切り行為に気づきはじめている。全ての未来世代の目はあなたたちに注がれている。私たちを失望させる選択をすれば、決して許さない」(1部分)
そして、[未来の為の金曜日]と名付けられ160カ国400万人のデモとなった。

今回のスピーチに先立って彼女はエスピノサ国連総会議長、オバマ前米大統領と面会。その前にもマクロン仏大統領やローマ法王と対面をはたした。
彼女をこのように突き動かしたのは、世界中の海に浮遊するプラスチックごみが、メキシコよりも大きな島を作っている内容の映画を見てから。
ショックから摂食障害となり、体重は2ヶ月で10キロ減、困難を乗り越え、独学で環境問題について知識を深め、学校を休んでスエーデンの国会議事堂前に座り込み一人でストライキをはじめた。
過激な物言に批判をあびたがグレタさんの行動には感動した。子ども達が日々楽しく遊び学べる生活。地球温暖化への影響で災害が起こらないようにするために今何をするべきか真剣に考え続けたい。



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