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行頭マーク つゆに咲く紫陽花・・・それぞれの美しさは、子どもたちにも似て

2018年6月  原 良子

外遊びの出来ない梅雨でも、子どもたちは、遊びに事欠かないし、保育士の腕の見せ所となる、創意工夫の保育が展開される。

図工やお絵描き、歌や、お遊戯、本読みに紙芝居。発表の場では、昨日今日の出来事が、子ども達の口から堰を切ったように飛び出してきて、思いがけない様々な発見が生まれたりする。

「このおの花の色が変わったよ」と紫陽花をゆびさして教えてくれた子たちの、自然観察の鋭い眼差しは、少しずつ変わっていく様をじっと見続けていたようだ。 すごいこと、教えられなくても感じながら観察していたに違いない。

ちなみに、原保育園の紫陽花をご紹介しましょう。普通の紫陽花2本、山あじさい2本、かしわ葉紫陽花たくさん。隅田の花火1本と様々な美しさで咲き競っている。

子ども達も、日々成長しながら、それぞれの美しさを見せてくれる。変わって行く姿は面白く楽しい。
お花も「きれいね」と褒めてあげると喜ぶと言う。
ハウスの野菜も音楽を聞かせ、歌を聞かせると成長が良いといっていたのを聞いたことが有った。心地よい空間は、野菜にとっても同じ心地よさなのかもしれない。

保育園の空間が、優しさや、暖かさに包まれていたら、素敵な情感あふれる子供たちが育つにちがいない。つゆ空のうっとうしさを感じさせない毎日が欲しい。


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