園章

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 初めてのことがたくさんありました
・・・全園児で踊った「1等賞たいそう」 ・・「初雪」・・・「折り鶴」

2016年11月 園長 原 良子

今日は朝から初雪になりました。

「雪降ったよ」 
2歳児さんが嬉しそうに教えてくれました。
さらさらな小雪だったり(気温が低い時) ふわっとしたボタン雪が(気温が高い時)しきりに舞い散って行きます。

雪を見たことのない子供たちにっとては、うれしい限りです。

クラスをまわっていくと、まだハロインの写真が掛っていて、懐かしささえ覚えます。

今年初めての試みでしたが、10月29日に「とどろき」で行われたフェステバルでは、お約束どうり、0歳児さんから5才児さんまで全員で「一等賞体操を」踊る事ができました。みんなの楽しそうな、元気な姿が印象的でした。
それもそのはず、年長さんが、小さいクラスへ教えに行ってくれたのです。
お兄ちゃんお姉ちゃんが、大好きになって、お庭に出ても「遊んで遊んで」コールにまごついて、「今あそんでいるのはどうしよう」と戸惑っている姿が微笑ましく、今も続いているようです。
0・1歳児さんが参加できなかった雨天の体育館での運動会の結果が、こんな素敵な日常に繋がっているなんて、思いもかけない嬉しさでした。

こんな中、アメリカの次期大統領にトランプ氏が決まり、其の発言の数々に驚かされ、原爆を投下された日本・広島に始めて来日し、不戦の祈りを捧げた現大統領のオバマさんを思いつつ、キリン組み(年長)へ出かけました。
オバマさんは、2羽の折鶴を原爆資料館に収めた事を話しながら鶴を折りました。戦争孤児の悲しみも「鐘の鳴る丘」の歌を4番まで歌って話しながら伝えました。
子供たちはトランプ氏の名前もオバマ氏の名前も知っていました。

戦争は憎悪と破壊を生むだけ希望も喜びも奪ってしまう。
この素敵な子供たちが元気に育って、幸せな平和な世の中で生きて欲しい。
そう祈りながら鶴を折りました

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