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 インフルエンザや、下痢嘔吐など、感染症に対する 原保育園の対応について

2016年6月 園長 原 良子

嘔吐症や、下痢症の事に付いて先日ドリーム号に書きましたが、お医者さんのご判断や、園の対処の仕方で蔓延することなく、1才児2人、2才児3人それも初期段階で軽くすみ、最低限でくいとめることができました。
これも、御父母様のご協力があってのことと感謝申しあげます。

これからの季節は、嘔吐、下痢症などにかかりやすくなります。
保育園では、オムツの交換時には特に気を使い、使い捨ての手袋着用はもちろんの事、その時に使用した物品は必ず別の袋に入れて処理しています。
特に手洗いには石鹸を使用して、丁寧に洗う事を義務づけています。
おむつの交換後には、次亜塩素酸を薄めたものを使用したり、スプレーの次亜塩素酸だったり、アルコール等の使用での 消毒で、万全を期しています。
最初から保健所の指導に基づいているものです。

かって、インフルエンザが大流行して、近隣の小学校では、多くの小学校が、学級閉鎖に追い込まれたことがありました。 保育園では、発表会を目前にしていたので、その時の年長さんのクラスは、マスク、うがい、手洗いと言った、ふだん当たり前に行っていた事を、意識して、丁寧に徹底した指導を繰り返えし実行し続け、そのクラスだけは、1人の感染者も出さなかったという奇跡のような事実が過去にありました。お父様だけがどこかで感染してきて結果、田舎の実家に隔離されて、感染を防ぎ、みんな必死で乗り越えたのです。・・・ 私をはじめ、職員も、感染症については、非常に敏感になっています・・・。

下痢や嘔吐など「食べすぎかな?」と思われても必ず、お医者さんで受診してから、登園の是非を聞き、その指示に従ってください。
「様子を見ましょう」というお返事も多々有りますが、園では、病状の様子を見る間、お薬を持っての登園は禁止です
登園の是非を医師にお伺いして下さい。
もし伝染するものであれば、様子見を保育園ですることは不可能です。

万一、嘔吐下痢症に罹った場合は、医師の指示により病気が治ってから登園して下さい。(夜の投薬や、朝の投薬で一時的に収まったかに見えても、保育園へ来てから症状がでてしまうこともあります。そのような事にならないか、登園にあたって医師にご相談下さい)

どんなに注意しても病気には罹ります。どんな時も、迅速な対応が必要です。
保育園では、感染症が出た場合、各クラスに直ぐに伝えて、張り紙を掲示板に出します。その時、詳しく知りたい方は、担任もしくは園長に聞いてください。

疑問な事、こうしたら良いと思われること、なんでも園長にお聞かせ下さい。 大歓迎です。
子供たちの健康を守るために、みんなの叡智を結集させたいものです。
どうぞよろしくお願い致します。

 ちなみに、保健所への届け出は、1クラス10人以上の発症・1クラス半数以上の発症になった場合、とされています。今回は、これに該当しないので、保健所への申告の必要はありませんでした。

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