8月に想う・・戦火の無い平和な世界と、幸せな子供たちの未来のために・・今、何をするべきか

2006年8月 園長 原 良子

毎年8月になると、あの悲惨な戦争の日々を送った小学生の頃や、敗戦後の食糧難でひもじかった日々が思い出される。
韓国で小学3年生だった私は全校生と勉強もせず、砲弾にするためにと鉄くずや、さびた古くぎまでも拾い集め、爆撃機を飛ばす油にするためだと、山で古い松根を掘っては毎日を過ごしていた。これほど逼迫していて戦争に勝てるなどと小学生でも信じてはいなかった。敗戦・日本での大空襲も知らされず、焦土と化した日本へ命からがら帰りついた。その時見た広島の一面の焼け野原の惨状は、今でも黒々と脳裏に焼きついて離れない。赤くさびた列車は、原爆で焼け爛れた紺屋に立ち往生を繰り返し、持っていた荷物もみんな盗まれてやっと故郷の信州へ。食べ物も無い生活の中で妹は麻疹を肺炎との誤診で逝った。

今も世界のどこかで戦争が絶え間なく続き、何の罪も無い母や子供たちが戦火で死んでいる。戦争は悲惨極まりない罪悪だ。

保育園の子供たちは、園庭で艶やかに熟れたキイチゴを食べ、水しぶきを上げてプール遊びに興じている。この平和な日々を決して失わない為には、世界中が平和でなければならない。辛い事だが人間性を失う戦争の恐ろしさ、沖縄での惨劇や体験を皆で語り継がねばならない夏



ひよこぐみ 今年は梅雨が長く、7月は大好きな外遊びがあまりできませんでした…が室内でも元気に遊んでいるひよこ組です。8月は夏本番です。ひよこ組もプールが始まります。生まれて初めてのプールという赤ちゃん達もいます。大好きな外遊びに水遊びもできるこれからが楽しみです。
(0才児)

りすぐみ

梅雨空で、お部屋遊びが続く日もありましたが、ブロックをつなげたり形にしてみたり、おままごと遊びも上手になってきていて楽しんでいます。お外に出れる日は、どろんこになって園庭遊びに夢中です。園庭に出来た、甘酸っぱいブラックベリーを食べて、お口の周りを真っ赤にしている姿は、とってもかわいいですよ!そろそろ夏本番!大好きな沐浴を楽しみにしているリス組さん。夏バテをしないように、元気いっぱい過ごしたいと思います!

(1才児)

うさぎぐみ

雨の日も「カサさして来たの!」「カッパ着てきたの!」と朝から嬉しそうなうさぎぐみさん。室内あそびはトランポリンや平均台、新聞あそびに体操メドレーと体を動かしたり、粘土やパズル、ぬりえにじっくり集中したりなどプールあそびが出来る日を心待ちにしながら毎日元気にすごしています。

(2才児)

さるぐみ

うちわの制作で、染め紙をしました。好きな色の絵の具の中に紙をつけると、きれいに紙が染まっていくのを不思議そうにみていました。紙をひらくと、様々な形に色が広がっていて、みんなとてもうれしそうでした。そして朝顔の花に見立てて、うちわにのりではりつけました。裏には折り紙で折った魚にかわいいお顔を描き、お部屋に飾ると、夏らしいうちわが涼しそうにしてくれています。夏の遊びのどろんこ、プール遊びなども十分に楽しみたいと思います。

(3才児)

バンビぐみ

可愛らしい仲間がやってきました!メダカの赤ちゃんです。朝、登園してくるとメダカの様子を真っ先に聞きにきて、少し成長したメダカを見て、「これがきっと先生だね。」などどお話しが聞こえてきました。交代で水を足してあげたり、餌をあげたりと、全員で楽しく世話をしています。暑い日が続くので水遊びをたくさん取り入れますが、水分補給をしっかりとり、熱中症にも気をつけていきたいと思います。

(4才児)

きりんぐみ

絶好のお出掛け日和にバスと電車を乗り継いでお泊まり保育に行ってきました。去年のきりんの子供達から聞いていた長い急勾配の坂・スイカ割りに花火大会・全て経験して来ました。どの場面に於いても子供達にとっては驚きと興奮の連続で、仲良しのお友達と過ごした2日間は忘れられない思い出となった様です。お泊まり保育で得た連帯感や協調性は成長への大きなステップとなった事でしょう。

(5才児)

給食室より

夏の食事は、そうめん・ひやむぎなど、喉ごしの良いものに偏りがちです。夏バテ防止には、たんぱく質やビタミンB1、ビタミンCなどを積極的に摂りましょう。たんぱく質には、病気への抵抗力をつけ、けがの回復を促す役割、ビタミンB1には、疲労を回復させる役割、ビタミンCには、ウイルスなどに対して免疫力を高める役割があります。主な食材として、たんぱく質は、魚・肉・卵・大豆・大豆加工品などに、ビタミンB1は、うなぎ・豚肉・納豆・ナッツ類などに、ビタミンCは、ピーマン(パプリカ)・トマト・青じそなどに多く含まれています。組み合わせれば、効果倍増です。

 

 

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