病気と向かいあう … 乳幼児の病気 … お母さんは最高の良医

2006年6月 園長 原 良子

今年の天候不順は、からだに及ぼす影響も多くて、例年に無く風の発症がおおい。それもさまざまな形でやってきています。鼻水、発熱、嘔吐、下痢、リンパの腫れ、などが1つずつ出たり、重なったり、中耳炎を引き起こしたり、プール熱や、ようれんきん感染症などになった子もいたりです。
特に、0・1歳児は病気にかかりやすく、すぐ発熱してしまう子 長引く子、お父さんお母さんは、気持ちの休まる暇がありません。復帰したばかりの方は、職場も休まなくてはならず本当につらい思いになります。入園した1年間は、「絶え間ない病気との闘いがやってくる」とは聞いてはいても、いざ自分がその立場になって現実と向き合った時の大変さがおもいやられます。乳幼児は、少し熱っぽく「様子をみて」と思っているうちにいきなり39℃にはねあがってしまうことが多く、心配になりますが、すぐ病院で診てもらい医師の指示に従って薬を飲ませ、休まなくてはならない時はあなたが頼りです。
「私が治してあげるから大丈夫、心配しないで」と、向かい合い、周りに気をとられず自分も休養するつもりで、力を抜いて看てあげてください。
子供にとっては、貴女が最高の良医になれます。



ひよこぐみ 梅雨入り前の青空の下で毎日元気に遊んでいるひよこ組さん達。
沢山遊んで疲れると大きなくすの木の下で休憩です。
お部屋の中では、男の子達が「ブーブー」と車の本やミニカーに興味を持ち始め「きゅうきゅうしゃ」といいながら、パトカーや消防車などの絵本を見ています。
(0才児)

りすぐみ

夏の日射しへと近づいてきたこの頃、お外へ行くときは、帽子をかぶって元気いっぱいに遊んでいます。
園庭に真っ赤に実った“ゆすら梅”の実をもらいパクリ!
おいしかった様子で「もっとちょうだい!」とばかりに花だんをのぞいていました。
又、サル組さんが遊びに来てくれ、大きいお兄ちゃんお姉ちゃんに会えて嬉しそうにしていたリス組です。

(1才児)

うさぎぐみ

虫歯予防デーにちなんで、うさぎぐみでも、食後にハミガキを始めます。「○○ちゃんのハブラシある〜?」とハブラシ立てをのぞいて楽しみにしているので、虫歯ゼロを目指して毎日の習慣にできたらと思っています。
また、梅雨になっても室内で楽しめる遊びや体操などをたくさん取り入れて元気にすごしていきたいと思います。

(2才児)

さるぐみ

楽しかった遠足も終わり、気持ちの良い気候の中、園庭で元気いっぱい遊んでいるさる組さんです!
この間、2列でお友達と手をつないで、本館に遊びに行きました。小さい頃遊んだ事を覚えていて、なつかしいようで、みんな大喜びで、きれいなお花を見たり、ボール遊びをしたり、とても楽しそうでした。赤ちゃん達に優しくしてあげるほほえましい姿もみられ、みんなが、お兄さんお姉さんらしく見えました。

(3才児)

バンビぐみ

雨の季節がやってきました。雨上がりの園庭で虫探しをしたり、「大きなお花だよ!」と紫陽花を見つけて観察したりと梅雨の季節を楽しんでいます。
みんなで時計の数字の位置を確認し合い、数字シールを貼り、モールやビーズで飾り付けをして色とりどりの時計を作りました。はさみやのりの使い方もだんだん上手になりました。
雨で外に遊びに行けない時はみんなでできるゲームをして楽しく過ごしていきたいと思っています。

(4才児)

きりんぐみ

只今きりんぐみのお部屋は子供達の描いたお魚で埋めつくされています。先日遠足で水族館に行きじっくりと観察し珍しい魚の名前まで覚えてきました。そこで魚の姿を思い出し描く事になったのですが、子供達は当日の様子を楽しそうに話しながら、夢中になって次々と描いていました。
また、晴れた日は公園へ出かけて渦巻き鬼・しっぽ鬼・長縄とびなどの伝承遊びを楽しんでいます。

(5才児)

給食室より

高温・多湿になる6月から9月にかけて、食中毒が増える時期です。

食中毒予防のポイント
(1)買い物:消費期限を確認し、生鮮食品は鮮度の新しいものを購入する。
(2)保存:冷凍・冷蔵食品はすぐに冷凍・冷蔵庫に入れる。また、冷蔵庫の詰めすぎに注意する。目安は7割程度。
(3)下準備:野菜は土をよく落とし、洗う。肉や魚の汁が、生で食べるものや調理済み食品にかからないようにする。
(4)調理:手をきれいに洗って調理する。
(5)食事:温かい料理は温かく、冷やして食べる料理は冷やし、調理後すぐに食べるようにする。
(6)調理後の保存:冷蔵庫に保存し、温め直す時は充分に加熱する。

以上の点に注意し、台所を清潔に保ちましょう。

 

 

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