平成12年5月

ご入園・ご進級 おめでとうございます。花や緑がまぶしく光、子ども達の笑顔もキラキラと輝いています。

   
父の日・母の日に思う・・・心寄せ合って家族「和楽の絆」を・・・

五節句のひとつ、子どもの日を祝う5月5日を中心に大型の連休が終わりました。 みなさんにとってどんなお休みでしたか。この期間中に17歳の少年の起こした2つの大事件のうち、ごく普通の少年が起こした1件に関して、大変な衝撃を受けました。 胎生期、乳幼児期、学童期、そして揺れ動く中学、高校へと向かっでいく中で、何時、何処で、どうなったら善悪の区別も付かなくなってしまうのか。 言葉にならない「生命の奥底」に潜むドロドロしたものは何、と、1番大切な乳幼児教育に携わっている立場の一人としてのショックは大きくて、何も書けない状態でした。 保育園では、0歳児でも、1歳児でも、噛みついたり、髪の毛を引っ張ったり、引っ掻いたり、自分の思うようにならないからと、他の子ども達に八つ当たりをしたり、たたいたりした時には、「いけません」と、厳しく、しっかり叱って上げます。本当に言葉で解って貰うように、きちっと叱ります。そして、そのつまずきが、早く乗り越えられるように、父母も、保母も園長も、それぞれの立場で、役割分担してその事態に当たっていますが、旨くいっている様に思います。 園長は、たいてい怖い叱り役ですが、其れは、子ども達に対する愛情と絆の深さを自負しているからです。悪いことをしたら叱られるけれど、とっても愛されていると感じられたら、子ども達は、素直に解ります。乗り越えた子を抱きしめて、しみじみと「よかったね噛みつきさんなおったね」と、共々に喜び合う時の嬉しそうな顔。叱ってあげて良かったと思うひとときです。 其れは、中・高生と大きくなつても同じ事です。学童期からの、いじめや、非行等、どんな時にも、父親と母親が真剣に関わって、解決への道を探して行って欲しいのです。子どもは父や母の気持ちや出来事を、敏感に感じ取ります。 父親と母親のそれぞれの、存在の重さが、子どもにとっては、安定感、幸福感として伝わります。 父の日・母の日は、デパートヘ「贈り物を買いに行く日」ではなくて、心からお互いに感謝しあって、「2人が一緒で良かった」と確認し会う日、 「この両親のもとに生まれてきて幸せだった」と家族が心寄せ合い、「和楽の絆」を結ぶ日となって欲しいと思うのです。

(園長)
 
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いま、ほいくえんでは
   
ひよこ

あんよが上手になってお外遊びができるようになったお友だちや離乳食が始まったお友だちが増えました。お外もすっかり暖かくなってお鼻が増えたり、新芽が出たり・・・を子ども達と一緒に感じて楽しんでいます。

りす あたたかな日差しの中、元気一杯お外に出て遊んでいます。また、大好きなお散歩カーにも乗って♪お花がわらった♪さんぽ♪など歌をうたいながらたのしくでかけています。
うさぎ 毎日の生活にも慣れ、お外あそびでも元気一杯のうさぎぐみです。おあつまりでは♪園歌にもチャレンジしていますが、みんな楽しんでうたってくれています。
さる お外が大好きな、さるぐみさんは食事などの時以外は ほとんど外へ出て遊んでいます。おかげで食欲も午睡もしっかり取って元気一杯です。この先もさくさん体を動かして遊びたいと思ってます。公園へもたくさん出かけたいで〜す。
きりん あっという間に4月が過ぎ、子ども達も毎日賑やかに園生活を送っています。天気の良い日は、なわとびを持って近くの公園へ遊びに行っています。今、なわとびと鉄棒とうんていの回数がぐんぐん伸びています。
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