2000年を迎えて  お年賀「小さな足形・大きくなる手形」の始まりの時

2000年1月


新春のお慶びを申し上げます。今年もどうぞよろしくお願い致します。たくさんのお年賀状を頂き、有り難うございました。特に「小さな足形・手形」を大変喜んでいただきました。「宝物にします」「涙がこぼれました」「原保育園と出会えて幸せです」等々のお返事を頂き、私のほうこそ身体中が熱くなるほど、感激しました。

この手形・足形の始まりは、原保育園開園7年後の昭和54年、乳児保育を開始した時のことです。産休明けの赤ちゃんには、新春の田舎への旅はとても無理なこと、行き帰りや旅先での風邪も心配でした。けれど、お孫さんを待っていらっしゃる祖父母の皆さんのお気持ちを思い、こうしたお年賀状を考えつきました。それ以来ずっと20年間続いています。

これからだんだん成長していく過程で、悲しいことや辛いことに出会っても、この「手形・足形」に、自分がどんなに周りの人達から愛され、大切に育てられたかの記憶を重ね合わせて、感じて行っていただけたら幸いです。

どうか自分に負けない強い子に、生命を大切に生きる子どもに育って行って欲しいと、2000年初頭の願いです。

 

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