創立30周一年と、新設ドリーム館入館を迎えて

2002年6月

昭和47年4月困っている方を見かねて、ボランティアで子どもさんを自宅にお預かりして始まった保育室は、
昭和48年6月1日正式に原保育園として産声を上げました。幸い開園と同時に市の援護対象施設となりました。
以来30年、自宅を継ぎ足しながらの25年間いつも入園希望者の半分しか入園出来ず申し訳ないばかりでした。
平成9年7月7日新園舎誕生。定員113人になりましたが、まだ、お入りになれない方が続出しました。
平成14年6月1日新園舎「ドリーム館」誕生定員188人(ドリーム館130人、本館58人)です。

平成14年6月3日新園舎入館セレモニー

キリン組(29人)サル組(19人)ウサギ組(20人)は、旧保育室に「ありがとうさよなら」の歌でお別れをし、新園舎園庭でテープカット園歌斉唱をして入館しました。「ひろーいねー」が、子供たちの第一歓声です。いつも多いと思っていた子ども達が、ちょぼっとに見えました。駆け回ったり、すべったり、新しい木の感触を、からだいっぱいに満喫してはねまわっている嬉しそうな笑顔。後から続いて入って来る新しいお友達のためにも、きれいに、大切に使ってくださいね。

30周年の6月1日と「ドリーム館」の新設6月1日とが重なってダブル慶事が出現したのは、全く予期していなかった事でした。設計と工事の都合でこの様になった事が何か不思議で、格別な喜びに包まれています。この慶祝記念行事として全員参加の「記念誌、翔」を発行したいと想います。千載一隅のチャンスに参加下さい。

38歳で始めて68歳。30年間の道のりは決して楽な道程ではありませんでした。ただひたすら歩が続けて来られたのは、いつも良い人人に囲まれて支えられていたからに他ありません。可愛い子ども達と父母・祖父母、素敵な職員、そして優しい家族、理解ある地域の方方、見つめていてくれている友人。このみなさんの温かさに支えられた30年間は本当に幸せでした。心より厚くお礼申しあげます。
新たな決意と新たな出発を皆さんと共に慶びあえた今日の幸せを胸に、更なる明日への前進を開始いたします。

25周年記念誌「夢」は、皆さんのお手元で読んでいただいたと思いますが「翔」は、あれから5年たった(行程)道すがらの出来事、その時々の想いを、皆さんに綴っていただけたらと思います。題は自由です。内容は、原保育園とお子さんにまつわる事ならエピソード出会いなんでも結構です。千載一隅のこうしたチャンスに巡り合えるのも幸せな事ですね。ご参加下さい。



リストへ戻る