子どもたちは宝

2002年3月

初めての英語劇「レッツプレイキッパー」9月から始めたぱかりの英語は、未だ6ヶ月です。それをきちんと覚えて、劇にまとめ上げていくには、1週間に1度だけの英語ですから練習時問がないのです。間に水曜日2時間入れても、子どもたちにとっては大変なことです。

最初から、子どもたちと私たちとは、何とか形にして「やりきろう」と、夢中になって取り組みました。汗びっしょりの子も居ます。でもみんな真剣でふと気がつくと1時間40分もたっていました。こんなに長い時間熱中し持続しつづけて居たなんてただ敬服するばかりでした。

5歳児の取り組んでいる様を、4歳児はあきもせず、ひたすら感心して魅入っているのも驚きでした。こうして迎えた発表会の舞台は、普段の生活そのままを反映して楽しく熱演。初めての英語劇をやり遂げた満足感いっぱいの年長組さんでした。原保育園の希望の星「キリン組さん」たくさんの思い出をありがとう。

こんな事がありました。
年長さんが卒園アルバムの表紙の絵を描いていたときのことです。丁度、見学の人が来ていて、その様子を見て吃驚してしまいました。いいえ、感嘆したのは私でした。全員がモノもいわず、わき目も振らず、ただひたすら自分の描きたいものに熱中していたからです。色彩も、構図も1人1人個性が有って、楽しい作品が出来上がっていきます。こんなに夢中で取り組める集中力のすごさに、私は、今更のように幼児教育6年間の大切さを再認識し確信も出来、感動に包まれました。後に、見学者は、公立保育園の入園通知を断り原保育園に決めました。幼児期の大切な6年間は、子どもたちにとって宝です。

私の大切なダイヤモンドがより大きく、より輝いて、巣立ちます。
ありがとう子どもたちよ。
ありがとうございました、お父様、お母様。
皆さんがこれからも、お幸せで在ります様にお祈りいたします。

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