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行頭マーク 毎年、八月に思う・・・平和の有り難さ

2019年8月  原 良子

夏休みのお土産話を抱えて、子ども達が帰ってきました。

猛暑だった今年の夏を乗り越えるのは並大抵の事ではないと覚悟をしていました。
地球の温暖化によるものと言われていますが、アラスカの氷壁が崩れ落ちたり、水かさを増した海水が陸の上まで上がって住めなくなったアジアの村というニュースや、何時もなら、氷の上を走る犬そりが、水の中を走っている映像は、地球がどんどん壊れていく様だとの想いがありました。

8月は、敗戦を味わった月、テレビでは連日戦中・戦後の様子を当時味わった辛い思いや、空襲で焼け野原になり、親、兄弟も亡くしすべてを失い一人ぼっちになった子ども達が、浮浪児となり、上野の地下道で寝起きして、物乞いや盗みまでしながら、生き延びてきた事などが語られていました。

思い出したくない当時の事を、生きているうちに話しておかなければ、戦争の悲惨さを語り継いでおくことが、自分の使命であると思い閉ざしていた口を開いたそうです。

子ども達の未来が平和な日々で、夏休みを思う存分謳歌できる毎日がこれからもずっと続いて欲しいという私の想いと重なる8月、ノーモア戦争



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