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行頭マーク I CANのノーベル平和賞受賞に思う ・・・平和は最高の幸せ・・・

2017年12月  原 良子

穏やかな小春日和の続く朝、外遊びの子どもたちの声が響き、お散歩に出かけたクラスもあって、師走のせわしさを忘れてしまいそうです。園庭の樹木にはクリスマスのキラキラした飾りつけや、夜になると、色とりどりの豆電球が点滅して、「ワーきれい」子どもたちが大喜びです。

平和ってこんなにも幸せな事なのです。

日本は、アメリカとの戦で、広島、長崎に原子爆弾を投下されました。それは、広範囲の焼け野原と大勢の被爆者が出る事を想定した、実験でもあったと近年つたえられています。
私はその余りにも非人道的な行為は決して許されるべきではないと怒りが込み上げてきます。戦地ではない一般市民に向けられた原爆投下、広島で被爆したサーロー節子さんは4歳の甥の英冶さんが、何者か判別もできない溶けた肉の塊に変わって、水を欲しがりながら亡くなってしまい「彼は今まさに核兵器によって脅されている全ての罪なき子どもたちを代表しています」と、核兵器の絶対悪を訴え続けていく決意を述べておられます
私も絶大なる共感と賛同で闘い続ける決意です。

今年は核兵器禁止条約ができました。核廃絶運動を推進してきた、 ICANの、ノーベル平和賞受賞の知らせに「ああ、やっと」との思いの中で、万歳の叫び声を上げるほどの喜びでした。
子どもたちのために残したいのは核の無い、戦争の無い、平和な未来です。・・・・

今年もひとかたならぬお世話になりまして、有難うございました。
皆様方ご一家が健康で、良いお年をお迎えになられますように、お祈り申しあげます。


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