園章

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 熊本大地震・・家族のきずな・・・・
   伊勢志摩サミットと核廃絶へ・・広島訪問のオバマ大統領

2016年5月 園長 原 良子

5月の大型連休を満喫したこどもたちが、それぞれの思い出を楽しそうに話してくれた。

私はこの休み中、熊本地震とその成り行きに 目が放せなかった、自然災害の脅威の前に、成す術のない恐ろしさに立ちすくむ思いばかり。
今なお地震は続いていて避難している方々の筆舌につくせない不安と恐怖の毎日の様子も、また新しい問題を生んでいる。ボランティアの方たちも少なくなって、私たちは、これから何をどう援助したら良いのか直接聞ける窓口がるあるのだろうか。
ごく当たり前の毎日が最高に幸せな事だと気付かされながら日々思う。

 

日本で開催される先進7カ国による伊勢志摩サミットで、核軍縮問題が話される。
隣国で、核兵器の実験を繰り返す中、どのように、地球上から核廃絶をしていくのか、待ち望まれていた問題解決への具体的な実りある会議であって欲しいと願う。

日本は世界で唯一の被爆国で、その悲惨さにアメリカは目をそむけ続けてきた。その非人道的な悪魔の行為に「戦争終結のためだった」と自分勝手な理屈をつけた。
私は、今もこの許しがたい事実を絶対に忘れる事は出来ない。

この度オバマ大統領が被爆地広島を訪問すると言う。ケネデイ駐日大使と、ケリー国務長官の要請、アメリカの若い世代の世論の動向にもよると伝えられている。時の流れか。
でもこれは快挙といえよう。 次世代に平和を約束する礎石となればいい。ノーベル平和賞を受賞したオバマ大統領にふさわしい核廃絶への思いを込め、世界に発信して欲しいもの。
唯一、核被爆国の日本の広島では、今なお後遺症に苦しむ方たちに、心からの想いを込めてと望む

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