ロンドンオリンピックに想う・・・・世界の平和と繁栄を祈る8月
2012年8月 園長 原 良子
銀座を埋め尽くした、５０万人の人の波中に、オープンカーに乗ったメダリスト７０人がにこやかに手を振って応えながら 進んでいく。アスリートたちが汗にまみれて闘っていた日々の、あの闘志満々の厳しい表情はどこにもない。日本はメダル３８個という過去にはなかった最高の成績であったという。現地で、私もテレビの前で、深夜の実況中継に見入った数多くの人々。共に躍り上がって歓声をあげ、ため息をつき、一緒にうれし涙も、悔し涙も流した「オリンピック」も、８月１２日に閉幕した。
様々な挫折や、苦しみを乗り越えて、長年の夢を叶えた選手。お互いに励ましあって勝ち取った栄冠。すべて自分自身との闘いの日々だったはず。戦い終わって帰国したすべての選手の皆さんに心から「勇気と感動をありがとう」とお礼を申しあげたい。
私たちも支え会い励ましあいながら、子供たちの平和な未来のために、確かな「今を」懸命に生きたい。
忘れられない広島、長崎の原爆の悲惨さを二度と子供たちが、あじあわないようにと「世界の平和を祈る終戦の８月」