園章

アクセス・地図

2012年11月2日 等々力市民ミュージアムに不思議イタリアン・アートを体験しにいきました
   
◆「みて、さわって、声かけて!」-ぼくらが参加する、楽しいアート

そんな、イタリアのスタジオ・アッズール展がここ、等々力市民ミュージアムにやってきました。
もちろんいきます。いっちゃいまーす。なんてったって、こんな楽しそうな体験なかなかできませんからねー。
ミュージアムのスクールプログラムで、学芸員さんが楽しいアートの解説までして下さり、3、4、5才の3クラスが参加しました。
学芸員さんがバスまできてくれました
川崎市民ミュージアムへアートの見学
   
   
   
以下、お便りにその時の様子を書きましたのでご覧ください。
「小さな池」のほとりでねころんで
24.11.2

ばんび組父母各位

 バスの窓から清々しい秋の風が、子どもたちの頬をなでます。うれしさがはじけているかのようなおしゃべりは、等々力の雑木林についたバスを降りるまでつづきました。鑑賞はグループに分れ、3人の学芸員さんがそれぞれ説明して下さいました。芸術作品について語る学芸員さんの話は少々むずかしかったけれど、本物のアートにふれる体験は素晴らしかったです。子どもたちのために制作された「小さな池」は四季折々の自然と、小さな池にあつまる生き物たちのファンタジーです。 小さな池はとても不思議。歩くと沼の中から靴が足跡のように浮かんできたり、歩いた跡が鮮やかなペイントになります。小さな池はとんぼや蛙、とかげの住むところでもあります。だれかつかまえられたかな? 秋は銀杏の黄色い葉のじゅうたんに「あ~きもちいい~」とねころびました。そして葉っぱといっしょにワルツを舞い踊ります。子どもが「小さな池」であそぶから作品が完成するんですね。楽しさ、不思議さ、美しさがより輝いて見えました。

 映像の坂を登る人たち、道を歩く人たちにふれると、自分のいる素敵な街の様子を話してくれます。好きな音楽ギター、ハーモニカ、笛の演奏がたのしいね。しゃべる言葉は英語、スペイン語。話す人の後ろには、どこかの街が映しだされます。こんな風に出会えたらきっと親近感がえられるね、まるで世界中の人が隣人であるかのように。  

 さいごはひとりひとり机の水たまりをたたいたら、スプラッーシュ!!!ってひかりのような水しぶき、それが自分のアート写真になりました。 こころのキャンバスにも色鮮やかな名画が描かれたにちがいありません。 

 こんな素敵なあそび場を去るのがなごりおしくて、「またおとうさん、おかあさんとおいでね」とかたをおしました。 学芸員さんが無邪気にあそぶ子どもたちを見て、ミュージアムのブログにのせてもいいでしょうか?と聞くほど、子どもたちは見事な鑑賞者でした。こんな姿こそ誰かに伝えたいじゃないですか?

 私たちがこの活動で得られたものは大きかったです。 でも明日はもっと楽しい冒険をしようと、わくわくしています。私たちにとってあそびこそ学校です。 

秋空のように 心は どこまでも高く      
風のように 自在に あそんでみようよ

 
  ⇒アルバムトップへ