新たな旅立ちの3月・・・大きくなった喜びと、新しい飛翔を

2009年3月 園長 原 良子

14日(土曜日)原保育園の卒園式でした。一番長い方は6年7ヶ月にもなり、ほとんどのお子さんが、6年5年以上になる長い歳月をこの保育園でともに過ごしたことになります。赤ちゃんの時は、次々やってくる病気に悩まされ、勤めと家族と、子育てと、すべての方が、大変な日々を乗り越えてこられました。2人、3人と、お子さんが保育園生活を終えられて、さようならを迎えた方がほとんどでしたから、ひとしおの感慨深さでした。すべてのクラスの子供たちにも、重なる様々な思いがあります。この年月の中で、特に0,1,2歳の事などは、後まで子供たちが覚えていることは皆無かもしれません。でも、確実にみんなの血肉となっているはずです。「かわいい、可愛い」と愛されて育てられた日々の1日1日が、どんなに幸せだったことか。すべての保育士1人1人が、毎日子供たちに全力投球で向かい、頑張っている。この原保育園の空気の温かさと、優しさ。築き上げられた伝統と、さらに培われていく歴史は、園長、保育士、父母、子供たち、ここに集う全ての人々の絆と努力によって、更なる可能性と、さらなる飛翔をめざして、新たな旅立ちをと決意しています。足並みをそろえて出発です。


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