木の葉のシャワーを体に心に 想像力は創造力につながって脳は活性化し続ける・・・

2008年11月 園長 原 良子

「ねえこの葉っぱどうしてこんなにきれいな色になったのかなあ、皆違う色をしているね」「黄色も赤も緑もまざっているよ」バケツに集めた柿の葉を大切そうに子供たちが見せにきた。群れて梢に止まっている小鳥たちもたっぷり味見をした甘い柿。「もう食べられるかな」子供たちに毎日なでられてピカピカに光って、たわわに実った柿も、胃袋に美味しかった思い出とともに収まってしまった。今、深い秋の夕陽を追いかけながら戯れる子らに、シャワーのように舞い散っているとりどりの葉っぱ達も、詩をうたっている。「自然の営みの中で感性豊かに成長する、笑顔あふれる子供たちの明け暮れ」私の想像した夢が次第に現実になって行く「次はなにをしてあげようかな」と私の創造力をかき立てるのは子供たちの力強い生命力だ。「こんなに大きくなったよ」次々と抱きついて背比べに来る子供たちの可愛さに、私の脳は生き生きと活性化を始める。異国の文化に触れたハロウィン・マット先生と加藤先生の名演技に怖くて泣いた子も又一回り大きくなった。心も体もその営みに休みはない。寒くなった明け暮れ、子供たちを連れて一生懸命来てくださるお父さんお母さんの、心休まる保育園であり続けたい。温かい心で迎えて。



今月のうた
  • やきいもグーチーパー
  • こぎつね
  • たき火
  • まつぼっくり

 

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