幼児期は運動能力が伸びる時期・・・「動きが育てば心が育つ・動きが育てば体が育つ」・・・親子で運動を楽しもう

2008年7月 園長 原 良子

最近、新聞紙上に掲載された白石豊・福島大学教授の談話が目に付いた。「運動能力の伸びる第1期の幼児期(1〜6歳)に適切な運動刺激を受ける機会が減り、豊富な運動経験を積むことができなかったために、小学校に入った段階で、まだ人間としての基本的な動作を身に付けていない子がいる」具体的に言うと、歩く、投げる、跳ぶ、走る、ける、ぶら下がる、転がるといった動作が不自然である。運動能力が低いと、階段を踏み外して転んだり、物にぶつかったりと事故を起こしやすくなる。ほかにも日常生活にたくさんの支障が出てきて、背中を丸めて歩く、授業中にじっとしていられない、すぐに疲れる。基本的に背筋力が弱くなりしっかりと直立できないことが原因だと思われる。11歳の子で、体格は50年間で、身長が訳14センチ、体重が10キロも増えているが、運動能力はずっと下降してきた。体のあらゆる部位を動かすことで、人間として正常な発達をし、脳にもよい影響を与え「動きが育てば心が育つ・体が育つ」と主張されている。
昨年から、原保育園では総合的に基本的な体操を教えていただいてますが、子供たちは大喜びで高難度に挑戦し続けています。家でも親子で簡単にできる運動を楽しんでください。



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