お泊まり保育の今、昔 … 親とはなれて自立心を養う … 公共の場でのマナー

2005年7月 園長 原 良子

楽しみに待っていたお泊まり保育は、7月1日・2日(金・土曜日)に行われました。「川崎市立青少年の家」は、緑の巨木に囲まれた丘の上に立ち、大きな体育館やプール、大浴室もあり、地域の活動の拠点としても使われている立派な宿泊施設で、5年前から使わせていただく様になりました。

以前のお泊まり保育は昭和52年から平成12年7月までを保育園で行い、3歳児以上とか、年中、年長児が、夏祭り風に屋台を出してお買い物券で、綿菓子や、ポップコーンを買い、くじ引きで指輪を当てたり、お化け屋敷を作って大さわぎをした事もありました。お銭湯に行ったり、100円を握り締めて自分の好きな花火を買いに行ったりと、伝統ある愉しい夏の行事でした。

今は保育園や、親ともはなれた場所で、楽しみながらも自立心を養い、公共の場でのマナーを学ぶ行事になりました。父母の心配をよそに子ども達は元気いっぱいで「また来たいな」でした。今年、初めての琴の4重奏は、館長さんが、原保育園の子ども達にと設定してくださいました。みんなの真剣なまなざしとお行儀のよさを褒めていただき、「来年も是非」にと約束をお土産に、帰園しました。



ひよこぐみ 今年も豊作だったあんずの実。生まれて初めて食べるあんずは、ひよこ組みさんを魅了したようでした。
6月には真夏日が何日かあり、園庭で水遊びや(じょうろやバケツに水を入れて…)をしました。水の中に手を入れて、水の感触を楽しんでいました。
沐浴も始まり今年の夏も涼しく過ごせるようにしていきたいと思います。
(0才児)

りすぐみ お天気の良い日は、日中・夕方と園庭に出て、たっぷりと遊んでいます。帽子の箱が見えると、頭に手をおき「ボ〜シ!ボ〜シ!」とコールして嬉しそう。そして園庭に降りると、真っ先に向かうのはあんずの木!!一度食べたらおいしくて、外に出る度に「チョウダイ!」とばかりに先生の所へやってきています。
又、暑さも増し、水遊びや沐浴をスタートしました。水を怖がる事なく、ご機嫌に“バシャバシャ”と楽しんで遊んでいるリス組です。
(1才児)

うさぎぐみ 梅雨に入り、毎朝おあつまりでは、お天気の話をしています。「今日は雨…it's rainy!」とジェスチャー付きで楽しんでいます。
また、七夕の短冊作りでは「大きくなったらなりたいもの」を聞いてみました。1番人気は乗り物の運転手さんで、その他 好きなキャラクターやケーキ屋さんなど、かわいいお願い事ばかりでした。
(2才児)

さるぐみ

先日、それまで降っていた雨が、やんでいることに気づき急いで用意をして保育園の周りをお散歩に行くことにしました。雨上がりのお外は、子どもたちにとって、すごくワクワクした世界のようで、水たまりを飛びこえたり、2人通るとギリギリになってしまう細い裏道などを通ったり、壁いっぱいになったラズベリーをみつけ、ちょっとした探検気分だったようです。
これからも梅雨明け迄、雨を楽しめるような過ごし方をしていかれたらと思っています。

(3才児)

バンビぐみ

ジメジメした梅雨が続いていますが、バンビ組のみんなはそんな季節ならではの虫探しや、雨に映える綺麗なお花を見つけて楽しんでいます。
この間、前々から楽しみにしていた絵の具を使い簡単な色塗りをしました。まだまだ慣れない手つきの作業でしたが、初めて使う新品の絵の具に大興奮の子、絶対に失敗しないと慎重に筆を握る子と様々でした。
この時期、寒暖の差が大きいので体調管理をしっかりするように呼びかけていきたいと思います。

(4才児)

きりんぐみ

今月1日(金)・2日(土)に子供達が一年前から楽しみにしていたお泊まり保育に行ってきました。当日は小雨も降り出したりしましたが、レインコートと帽子を被って青少年の家に向かう子供達は雨等を全く気にせず実に楽しそうに歩いていました。恒例の急坂・初めて聴いた琴の演奏会・みんなで入る大きなお風呂。夜はスイカ割りに花火も十分に楽しんできました。笑顔が絶えない大興奮のお泊まり保育でした。

(5才児)

給食室より

7月に入り、本格的に暑くなる季節がやってきました。暑い日が続くとつい飲みたくなるのが炭酸飲料・果汁入り飲料・コーヒー飲料などのいわゆる清涼飲料です。500mlペットボトル入りの清涼飲料には、1本につき糖分量(砂糖)が妬く20g、角砂糖にして約6個分も含まれています。(もちろんメーカーや商品によって異なりますが。)飲み物が冷たいと味覚が鈍り糖分が多いことに気づきにくいのですが、室温にするとどれだけ甘いのかがわかります。清涼飲料を水感覚で飲んでいると1日に必要とする糖分量をそれだけで超えてしまい、エネルギーの撮りすぎになる可能性があるので注意しましょう。

 

 

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