平成13年3月

日が少しずつ長くなり園庭の梅の花も咲きはじめ、春を感じられるようになりました。卒園・進級まであとわずか。毎日を大切に過ごしていきたいと思います。

   
心から感謝を込めて「たくさんの幸せと夢を有り難う

1年があっという間にすぎて、進級、卒園の3月を迎えました。毎日、子ども達と一緒の保育現場の中で「重くなったね」「いいこだね」と、抱っこしたりぽほずりしたり、大きくなっていく確かな手応えを嬉しく受け止めて来た1年。0歳児から5歳児まで、子どもさんの数は増えても、みんな私の手のひらの中で、想いの中で育ってくれました。子ども達はみんな「夢のなる木」を持っています。どんな夢も叶うと信じて元気一杯の朝を迎え、それが旨くいかなくてもう一度、もう一度と、挑戦する勇気をもって1日が始まったらいいね。そんな想いを子ども達の成長に重ねてきました。お陰で私は何時も気持ちが前へ前へとうごき続けることが出来ました。みんな明るく、のびのびと人きくなってくれているこども達のおかげです。「大きな運動場が出来て子どもの足がとても強くなって長い道も平気で歩いて抱っこ抱っこ言わなくなりました」と手放しで喜んで下さったり、「先生大丈夫ですか」と心配して頂いたり、どれも之も、私の人きな励みとなり、更なる「夢」への原動力となりました。もう一つ私の大きな力を担っているのが、我が保育園の素敵なスタッフのメンバーです。皆さんから惜しみない大拍手を項いた発表会でも、子ども達が本当に明るく楽しい毎日を過ごしているそのままの姿を見ていただきました。いよいよ今春、小学校へ行くお子さんが8人います。原保育園の年長児としてしっかりその役割を果たして来てくれました。下の子ども達も心から慕い、あこがれて居る年長組さん。私たち職員も父母も安心して見守って居ることが出来ました。本当に有り難う。今までの想い出を胸に自信を持って小学校へ行って下さい。そしていつでも遊びに来て、みんなに、学校のこと、新しいお友達のことを話して下さい。大歓迎で待っています。

原保育園にこの1年間、温かく関わって下さった、おおぜいのみなさん、「たくさんの幸せと夢を有り難うございました」心より感謝し、お礼申し上げます。

平城13年3月1日(園長)
 
前の頁へ戻る