平成12年2月

まだまだ寒い日もありますが、暦の上では、もうすぐ立春。春の開花を待つ花のように、子ども達は、発表会に向けて、着々と準備をすすめています。26日の晴れ舞台を目指して。
   
寒さに負けない、保育園の子ども達

●「霜柱踏んだよ」大寒で、寒さの厳しかったある朝、広い園庭のあちらこちらで、子ども達は「ザクザク」と靴の裏の感触を楽しみながら、霜柱を踏んでかけまわりました。初めての経験に、歓声を上げていました。


●「レンゲ草の芽が出ているよ」去年の秋、蒔いたたレンゲ草が、青い小さな芽をたくさん出しました。みんなで紫色の首飾りが出来たらいいね・・・みなさんも、そーっと見つけて教えてね。


●「キンカンが甘くなっています。」新園舎のキンカンが、今とても甘くなっていて、朝の早い赤ちやんまでが、とても美味しそうに食べいます。食べてみたい子は、自分で、とって食べてご覧なさい。


●「カリンジュース 今みんなで飲んでいます」川崎は、空気が汚れていて、喘息の子ども達が多いと聞かされ、信州の綺麗な空気の中で育った私は、そのことが、とても気になりました。原保育園を始めた時、梅や、柿の木、等と一緒にカリンの木を植えました。育ちの早い木で、3年もすると、早々と実を付け、今では大木となり、300個を越すほどの収穫です。すべすべの木肌にピンクの可愛い花、なによりも、その果実の香しいことです。黄色に熟した実を、手に取ると、油分が在るのか、手にしっとりときて、その移り香がいつまでも)心地よく残ります。しかし何といっても、その本領は、風邪、咳止めです。大人用ならぱ、焼酎で漬けてカリン酒に、子ども達には、お砂糖や、蜂蜜で漬けるのも良いのですが、今年初めて、黄色に熟くしたのを切って、大鍋に入れ、水と、三温糖と一緒に半日ほど、コトコトと煮つづけて出来上がりです。それを大きな瓶に入れて、3日間ほど寝かせてから飲むとまろやかになります。私は、昨年の暮れから毎日曜日、このジュース造りをしました。新年になってから、保育園では、全員が飲むことにしました。酸っぱさが、やや残るくらいに薄めたこのジュースを、大喜びで飲んでくれました。風邪の季節にもめげず、みんな元気で来ていてくれるのは、嬉しいばかりです。来年は、カリンを、お分けしますから、皆さんも造ってみませんか。

(園長)
 
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いま、ほいくえんでは
   
ひよこ

大寒の言葉どおり寒さが一段と身にしみるこの頃ですが、ひよこ組のお友達は元気一杯、寒さを吹き飛ばすように遊んでいます。新しく室内用遊具(すべり台等)が増えて、遊びの行動範囲もますます広がり、子ども達の顔も輝きを増しています。

りす 発表会へ向けて、“おもちゃのチャチャチャ”の曲が流れると鈴でリズムをとり、のっています。“チャチャチャ”のところがとっても上手です。また今、楽しんでいることは、新しいお散歩カーに乗って、でかけることです。りずぐみの中では「バス! バス!」と呼んでいます。
うさぎ 発表会へ向けて、第九の練習をしています。2番のドイツ語はムズかしいながらも、楽しんで、呪文のように覚えています。また、保母が衣装作りをしていると自然と集まってきて、お手伝いをしてくれたり、「これ発表会で着るの?」「○○ちゃんのもある?」と楽しみにしています。
さる 寒い日が続きますが、お外遊びはやめられない...このところみんなで園庭を3周マラソンしています。体はポカポカあたたまるし とっても楽しんでやってます。3周でたりなくて もっとたくさん走っている子もいますが先生はゼーゼーばて気味です。これからもずっと続けていこうと思っています。
きりん 合奏や劇などの表現活動は、当日はもちろんのこと、実はその練習中が一番楽しいときなのです。みんなで振り付けを考えたり、子ども達のアイデアがあふれ出て、少しずつ形になっていくプロセスをきりんぐみ全員で 今、楽しみながら毎日過ごしています。
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