平成11年6月

新学期が始まりはや2ヶ月。とまどいや緊張もすっかりほぐれて、毎日楽しい園生活をおくっています。
そよ風を体いっぱいに受けて、どの子も笑顔が輝いています。
 
「ツタンカーメンのえんどうまめ」・・古代の豆一株耐えて芽吹く・・より
長野の友人から「ツタンカーメン王陵の工ンドウ豆」16つぷと、朝日新間に掲載された文章の切り抜きとを送っていただいた。 それによると、この豆は紀元前1350年頃のエジプト王ツタンカーメンの王陵が発掘されたとき (1923年)、副葬品の中から発見された。3000年余りの眠りからさめたエンドウ豆は、その後、 多くの人々の手を経て、世界中に伝わり我が家にもやってきたのだ。 と、その京都の方は、自宅のプランターに蒔いた。その豆が花が吠いた頃、台風に吹き飛ぱされ、 ナメクジに襲われて、ほぼ全滅となり、収種は未成熟の豆4粒だけ。 その4粒のうちの1つから芽がでたのだという。ほとんどあきらめかけていただけに、 その生命力の強さに驚くとともに、幸運を喜び、35億年前に彼らと同じ祖先から出発した者として、 ほんの一瞬の「時」ではあるが、生を共にしたいと思っている。と結ばれていた。 私が蒔いたエンドウ豆は、ぜんぶしっかり芽を出し、10センチほど伸びた先から蔓が出てきた。 本当なら今は、花が咲いて実が成る頃なので(12月頃蒔く)、どんな花を咲かせてくれるかと、 エジブトのツタンカーメン王の頃の花の色に、ロマンの彩りを重ねて、 子ども達と一緒に見る日を楽しみにまっている。・・ ・とここまで書いて(NHK中学生日記の討論会)を見てショック・・・何でも知りたい好奇心と、 覚える喜びと、集中力、キラキラ光る今の子ども達の瞳が、10年後、どうしてこんなに変わるのか 「5教科なんて何の役にも立たない、必要があるのか」、「勉強は嫌い、何のためにするのか」 子ども達の顔や、発言、「古い歴史が今何になる」「方程式で買い物は出来ない」etcと、・・・ 私は生涯、あらゆるものに感動して生きたい。そして子ども達も、自分に負けないで、 逃げないで、ツタンカーメンのエンドウ豆のように生きていって欲しい。
(園長)
 
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いま、ほいくえんでは
   
ひよこ

あんよが上手になった子、つかまり立ちが上手になった子、離乳食が始まった子と、成長は様々ですが皆よく食べて、飲んで元気一杯ホールでお遊びしています。

りす 新しいお友達も保育園に慣れた様子です。最近のりす組では、おめざめの子に「オハヨー」と言ったり、「センセ」「○○ちゃん」と呼んだり・・・という光景が見られるようになりました。
うさぎ 進級して2ヶ月がたち、朝と帰りのおあつまりやトイレ、お着替えなど、色々な事にチャレンジをはじめました。少しずつ楽しんで頑張っていきたいと思います。
さる お外あそびではドロンコで遊ぶことが増えてきました。公園へもたくさん出かけて体をいっぱい動かして元気にすごして行きたいと思っています。
きりん とても楽しみにしていた遠足も無事に終わりました。先日より、大江てつひとくん(4才)が2ヶ月間ではありますが、きりんぐみと一緒に過ごしております。子ども達は身の回りのことなどを色々と楽しそうに案内したり説明したりしています。どうぞ宜しくお願いいたします。
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