吹く風もだいぶ冷たくなり冬の気配を感じます。運動会を終えすっかり自信がついた子どもたちは毎日元気一杯に遊んでいます。もうすでに「発表会はまだ?」とあちこちから聞こえてきている今日この頃です。カゼには十分気をつけ冬をのりこえましょう。

終わりは、始まりの時・・運動会を終えて

晴天に恵まれた運動会は、大勢の方々の参加と応援で大成功でした。 昨年より、全体でやる親子競技や、 卒園児参加の種目も増やし、 大変喜んでいただきました。 きっかけは、25週年記念誌「夢」に書いてあった、 卒園児の「詩・うんどうかい」でした。 「今度から楽しくて、たくさん出場出来る運勤会にしよう」 と、その時から胸を弾ませていました。 「競い合うだけでなく、 大きい子どもたちが、小さい子をリードしている姿が、 とても温かくて何かほっとしました」 という感想も頂きました。 今年は雨ばかりで、 大きい子どもたちの縄跳び跳び箱などの練習が思うように出来ず本番を迎えてしまいました。 何でもやれば、ぴかぴかに出来る年長さんにとっては、 可哀想なことをしたという私の思いを吹さ飛ばす様に、 「先生見て10回飛べた」 と繰り返し縄跳びをやって見せる子、 「横飛びも、縦飛びも出来る様になった」 と跳び箱に頑張る子と、 自分の可能性に挑戦して居る子どもたちの姿が嬉しくて 「わあすごい上手になったね」と 手を叩き歓声を上げての声援です。 1.2.歳児は、 フロワーで音楽のリズムの乗って歌い、 みんなで踊る姿に、 居合わせた馴らし保育のお母さんがビックリ、 子どもたち同士の関わり合いの優しさに感激、 小さくて入園する心配を吹き飛ばしてくれる成長ぶり。 運動会と言う二つの行事が終わって、 そこから力強い新しい芽吹きが始まっています。 「卒園生の言葉は、 原保育園の教育の成呆のたまものだと感激し、 その中で娘も育てていただけることを 嬉しくもそして誇りにも思いました。 準備、当目と走り回っていた先生方の一生懸命な姿に 頭の下がる思いでした。」 これは、 運動会を終えての感想文にお寄せいただいたお母さんのからの1節ですが、 こうしたみなさんの温かい眼差しに包まれて、 原保育園は、また階段を上って始まりました。 ・・今朝は、スペースシヤトルも向井千秋さんと、 77歳のジョン・グレンさんを乗せて宇宙へ飛び立ち、 新たな研究への旅立ちです。 熱い思いの出発は、みんな一緒です。

(園長)

前の頁へ戻る