1998年5月1日号

木々の緑も一段と鮮やかになり、子どもたちにとってもさわやかで、たいへん過ごしやすい季節を、むかえましす。屋外にでて、自然と触れ合いながら、元気に活動していきたいと思います。

大人の知らない子どもだけの世界
一見ごく当たり前に見える毎日の生活の中に驚くような、大人の知らない子供達だけの世界があり、時折顔をのぞかせる。それは大人が考えて居る以上に複雑な展開を見せている。子供のつぶやきや遊びの中で、チラリとかいまみた時、気にかけつつ紐解いていくと其れは、いろいろな要素を含んでいて、子どもたちを喜ばせたり、たのしませたり、ある時は悲しがらせたりもしている。時としてそのなりたちがその子にとって、まるで、迷路の様で自分の力だけでは、とうてい抜け出す事が出来ないこともある。そんなときは、きっと子供はサインを出して大人に訴えかけてくる。どんな些細なことでも見逃さず、よりよい解決を一緒に考えて、一緒に乗り越えていってあげたらどんなにか心強いだろう。又小さい子は、大きい子に憧れと尊敬の念すら抱いているから、良いことも悪いことも直ぐ真似をする。こんな時いけないことや悪いことはすかさず止めさせるのも大人の大事な役目である。子供の成長は、春の芽吹きのように力強く、早い。方向を違えてしまうと困ったことになりかねない。優しい眼差しで見つめつつ確かな方向ずけをしていくのは、大人の責任、協力しあって素敵な子育てをしていきたいとおもいます。
（園長）

ひよこ	新しいお友達が加わり新園舎でのひよこぐみが、スターとしました。以前からいるお友達も新しいお友達も原保育園での生活を楽しんでいるようで、私達もよりいっそう、これからも頑張りたいと、はりきっています。
りす	今、いちばんの楽しみは黄色いぼうしをかぶってお外あそびをすることです。週に２～３回、１日１５分位ですがブルーシートの上でハダシになってお陽さまやお花、風など自然を体いっぱいに感じています。
うさぎ	うさぎ組の生活にも慣れ朝から絵本を楽しむ姿も見られます。お友達同志の会話も増えてきています。何でも自分でやりたがる２才児ですので、外遊びの時の帽子も自分でかぶろうと頑張っています。
さる	お天気のいい日は公園へ出かけたり戸外に出て思い切り体をうごかしています。このところお弁当づくりがはやっていて動物園へ行ったり運動会をやってみたりと、とてもにぎやかです。これからも色々な事にチャレンジして行きたいと思っています。　がんばりま～す。
きりん	進級して一ヶ月がたとうとしています。４月２５日に“春のなかよし遠足”で「電車とバスの博物館」へ親子遠足にでかけました。色々なハプニングもプラスの方向に変えていける、力強い面が嬉しく、これからが楽しみです。